① 前向きな言葉の力を借りる
ヘナチョコ夫の応援プロジェクト
まず私がしたことは、
前向きな言葉をかける。
しかも、1回言っても通じないなら、通じるまで、根気よく、伝える。
当時の旦那くんは、とにかく、自分を責めて責めて責めまくっていた。
「どうせ俺は何もできん」
「こんなはずじゃなかった」
「こんな旦那で ごめんねごめんねごめんね」
一言、二言ならいいが、だんだんエスカレートして
「もとはと言えば、小学校教師なんてなりたくなかった」
「前から、向いてないと思ってた」
「だいたい、俺は昔から人に流されて生きてきた。父親の言う通りになんでもやってきた。小学校の時はサッカーがしたかったのに、ダメと言われて・・・」
・・・ん?!
なんか、話が小学校時代にまで遡っている。。。
そして、自分のヘナチョコな性格の根源は親にあると言っているようにもとれる...
そのたびに、わたしは、
そんなことないよ
大丈夫だよ
もっと前向きに考えようよ
って言っていたけど、
何度言っても、旦那くんの心に届いている様子はなく、
するするする~っとどこかへ消えていっているみたいだった。
そのうち、イライラしてきて、
何回同じこと言わせるの?!
そんなことないって言ってるでしょ!!!
ってムキー!
こっちが機嫌悪くなったら、旦那くんも機嫌悪くなる。
空気わる~
あー、今の旦那くんには1回言っても伝わんないんだな。
ならばと、何度も何度もしつこく、通じるまで、強く伝えていくことにした。
1回言ってもだめなら、100回言ってやろう。
とにかく、私にできることは全部やってみる心境だった。
そんなことないよ(2回目)
そんなことないってば(3回目)
そんなことないと思うよ?(4回目)
もういい加減にしてくれという時には、最後にとびっきりの笑顔をつけて。
そんなこと絶対ないって!(^▽^)(5回目)
いつか必ず通じると信じて・・・
そう!信じ続けたのがよかったのかもしれない!
そんなこと言ってもはじまらないから、これからを考えていこうよ
うん、これからどうするかだね
これから変えていけばいいじゃない
これから!これから!
口酸っぱく、暗示をかけるように、
できるだけ前向きな言葉を何回も何回も何回も
わたしは前向き言葉変換器か!とつっこみたいくらい(笑)
でも、こうやって前向きな言葉を口に出していくうちに、
少しずつ旦那くんの考え方も変わってきたみたい。
話の前半はいつも、
「また失敗した」「またやらかした」「俺は俺は・・・」と
マイナス思考なんだけど、
話の最後に「でも、これからのほうが大事だよね」とか「みんな失敗して成長するんだよね」とか「誰も、最初からできる人なんかいないよね」とか付け加えるようになった。
(お・・・?)と旦那くんの心境の変化を少しずつではあるが感じられるように。
前向きな言葉は、思考も前向きにするって ほんとやね。
「できなかったらどうしよう」→「できたらどうしよう」
「また失敗した」→「また学んだ」
「時間がない!」→「少しだけど時間はある!」
深く思い悩むな!その調子その調子、旦那くん!